Cace 8. 〜さようなら1998年〜 |
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この言葉が私の目標になったと同時に、このシーズンの私を苦しめたのも、認めたくないけど事実。
簡単におさらいをしておくとこの検定とは、日本スノーボード協会<JSBA>()の、指導要綱に沿ったスノーボードの技能検定でバッジテストと呼ばれる「一般検定」に5〜1級がある。そしてそのうえにB級インストラクター、A級インストラクターと続く。
ホームゲレンデである黒姫スキー場では、12月〜3月までの木曜日と、月一回の日曜に検定が行われている。その日程にあわせ、各宿泊施設、ツアー会社は検定パックなるものを用意しており、黒姫スノーボードスクールで用意されている検定の前2日間、1日4時間、計8時間の集中レッスンを受けることが出来る。
1997年1月。初めて雪山にスノーボードでたったときから私は検定パックの中に組み込まれていた。(詳しくはここで)さらに言えば、当時なにも知らずに、TVでタレントの「ヒロミ」さんが取得したのを見て「あのー2級取りたいんですけど。」とスクールでのたまって、主任インストラクターMs. Nagata S.の目を「・・」(点)にした。(その時のことは、その後2年間言われ続けることになった。)そして、1st シーズンだった昨年、4級に始まり3級を取得。今年は、何とか2級を!!とがんばってきたのだ。
しかし、黒姫でのラストチャンスだった3月29日にダメだったので、来年持ち越しが決まった。
っと、ここまでの話はCace6で書いた話。が、そこで思い出してほしいのはその時の黒姫スノーボードスクールの酒井秀也校長の一言。
「あ、五竜では4月いっぱいやってるからね〜。」
もちろんホームゲレンデで検定を取りたいという気持ちは強かった。また、この黒姫の検定はなかなか「採点が辛い」=「レベルが高い」らしい。
が、「ここまで来たんだ!それに酒井校長なら場所違いで甘くなったりはしないだろう!!」と思い、最後に泣きのもう一回を決心した。
![]() | ←ゲレンデ上部 |
↓ゴンドラ乗り場付近![]() |
しかし「2級位になったら、いかなる斜面でも安定した滑走が出来なければならない!!」のだ。
結果は惨敗。特にショートターンが悪い。ゆるんだバーンであったせいもあるが、やっぱり斜度だろうか。手も足も出ず今季初受験以来の得点しかできなかった。Kamiya 君と、Misa-Chanに言わせると、この私も「かなりへこんでた」そうだ。 (もう本人は覚えてないし、「え゛〜そんなこと無いよー」と言ってみたところで負け惜しみだ!!)
ちなみに今年の検定のほとんどはR社のアルペンのボードで受験していて、今回もその板だった。しかしこの板は一応「ボーダークロス用に…」と銘を打たれたボード。Kamiya 君と「いっとくでしょう!」と言うことになって、One Make大会。とはいえハイクアップするほどでは無いのと雪面が滑らないのでかなり上からアプローチしないとリップを抜けられないのでリフトからフリーラン→JUMPをくりかえした。最初はこわがって「私行かないから…」と言っていたMisa-Chanも最後に一回アタックして「すごい楽しい!しまったーもっと早くやっとくんだった〜」(結果は…まあ、言わぬが花)だとさ。
私もMisa-Chanも、日頃どうも検定に追いかけられてスノーボードの目的「あそび」を忘れがちになることがある。そんな楽しさを思い出させてくれた47のテーブルトップに感謝した。
そのツアーの名前は
結果的に、仕事もあったし、お金もなかったから「助かった=行かなかった」けどヤバカッタ。まあ、せっかく海外まで行く機会があったら純粋に楽しみ&Level UPに行きたいものだし。これで良かったんだ。
といったところだろうか。なんにしても大きなけがをすることもなく無事シーズンが過ぎていったことをスノーボードの神様(あまり「降りて」来てくれなかったが…)に感謝。
そして、ここに書くネタに困らないように(しょっちゅう「降りて」きてくれた)笑いの神様にも…。
答えは…