過去に何度か書いたことがあります。
「わたしは、Golden Paper Driver 。」であると。つまり、まあ普通に町中をだらだら走るぐらいなら問題はないものの、ちょっと「がんばって」運転しなければならないような状況に陥るのは出来ればさけたいと常日頃思っている。
まして、雪道など、教習所以来走ったことがない(教習所は合宿、この辺からすでに運転技術に“?”がつく。山梨で冬場だったので雪道で仮免講習をうけたのです。)ので、いままで雪山に車で行かねばならないようなシチュエーションだけはさけていた。
しかし、それは唐突に訪れた。
Chan♪~
メールが着信する。
- 「久しぶりです。K.A.です。」
彼は去年(〜第二章・共生〜 )一緒に検定パックを受け、その後まあ連絡だけは取っていたという状態だった。といっても彼もe- Mailのアドレスを持っているので、まあ連絡はそこそこ密だったが…
- K.A.(以下「K」)
- 「ちなみに、今月(1998・1月)の3週目と4週目、「行きません」か?僕が、車を出せるので、みんなでちょっとずつ運転すればすぐっすよ。」
ここでの「みんな」とは私ともう1人Ms. Fumi.の事らしい。この辺のメンバーはe-Mailで情報をやりとりできてしまうため話がはやい。 と、いうか「早すぎないか?」
まあ、車の方は、関越乗ってスグのゾーンと帰りも、山を抜けてから関越降りるまでというもっとも楽な部分を担当させていただくことになって(女の子のFumi-Chanの方ががんばってくれて申し訳なかったのだが…)Ms. Mich.と、4週目はさらにMs. Azusa.も加わり総勢5人で行くこととなった。
ここに一つ問題があった。実は、その予定が入る前に私は(こっそりと1人で)白馬岩岳にやはり検定を受けに行く予定にしていたのだった。
つまりスケジュールは以下のようになった。
※印は検定
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16
深夜出発 | 17 ← | 18 黒姫 by car | 19 ※ → | 20
夜出発 | 21 ← 岩岳 | 22 ※ → By Bus |
23
早朝帰宅 | 24 | 25 | 26
深夜出発 | 27 ← | 28 黒姫 by car | 29 ※ → |
まあ、ゲレンデでいわゆる「こもり」の生活をしてる人はもっとヘビーなのかもしれないけど、移動と、日常生活と、「非」日常生活を繰り返すのもなかなか厳しいもので…
しかも、この間19日に始まって11日の間に3回の検定を受けるという無謀をやってのけた計算になる。(全部落ちだが…)
ちなみに断っておくが、ただ無駄に落ちてたわけではない。
岩岳で受けたフリースタイルでの検定は
ロングターン | ショートターン | 総合滑走 | 合 計(+/-) |
70.0 | 69.0 | 70.0 | 209.0 (-1) |
29日に黒姫でアルペンで受けた時に
ロングターン | ショートターン | 総合滑走 | 合 計(+/-) |
70.0 | 69.5 | 70.0 | 209.5 (-0.5) |
結果としたらもちろん「だめ」だったとはいえ、まあ上手くはなってるんだろうという実感があったのは、この時の検定だったと思う。
できている「瞬間」があるのが確かに分かる。
インストラクターのMr. Y.H.に
「あとは、神様が降りて来たら合格できるような気がする。」
とまで口をついて出たぐらい。(…まあ、降りてこなかったんだけどね。)
この時検定後の講評の時の、恩師 酒井秀也 黒姫スノーボードスクール校長(※JSBA中部地区の教育部では重鎮とも呼べる大人物だそうです。ベテランインストラクターであり、多くのインストラクターの育成にあったってらしたそうです。)の一言をここに掲載しておく。
「あ、五竜では4月いっぱいやってるからね〜。」
そうまで言われたら行くしかないでしょう!!
★★★ Photo ★★★

Nami.(Me), Ms. Misa , Mr. Kamiya , Ms. Fumi , Mr. A.K.
Ms. Michi , Ms. S. [Hime] Hiromi , Ms. Azusa , Mr. …姫の後輩…(sorry!!)

この朗らかなメンバーは「バッジテスト」を受けない人々
(と、後に落ちることになる私[一番左])
まあ、ここまで、私のスノーボードはイコール「検定」みたいになってしまっていた。
それをまあ楽しんでいたわけで、別にそれがいやだって事はないし、「とらなきゃ、合格しなくちゃ!!」って言う強迫観念で眠れない。って言うことは私の場合はないのですが、もちろんスノーボードの楽しみはそれだけではない事ぐらい承知してます。それに、
「滑る」楽しさには「スキーヤーも、ボーダーも関係ないじゃん!! なかよく遊ぼうよ!!」って感じだし、ついでに言えば、(Case.2でも書いたみたいに)やっぱり、トラックスポーツや、インドアスポーツとの最大の違い。「行く先々で違った楽しみ。」もあると思うのですよ。
そんなときに、ペンションのスキーチームとオーナーに声をかけられて…
Go Buck before Case
I'm singing in the rain.
Go to Next Case
Funky Spling Days
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