どのツアーパンフレットなどをみてもシーズン中、金額が一律でないのは当然と受け取られている。
需要と供給のバランス？そりゃ休前日はそうでしょう。では一般に一番高い２月は？冬休みがあるわけじゃないし、学生さんは試験だったりするし、社会人はそろそろ「ボーナス」も減る頃だし。
そう、答は簡単。「雪がいいから」
この時期に山行くのはそんな期待があるからぢゃなかろうか！
検定パック、昨年よりちょくちょく出てくるこのツアーに今年も参加する。
先の石内丸山でも一緒だった、Ms. S.T.(Tariho)と予定を合わして（にしても、平日仕事を休んで…）出発。
昨年より、ときどき書いてきたJSBAスノーボード検定、今年はぐっと難易度のあがる2級をめざして、毎度お馴染みとなった、「黒姫スノーボードスクール」にて、レッスンを受ける。ちなみに、今年からアルペンのポードにしたのはこの「検定」を意識してと言うのもあった。と、言うのは当時（ちなみにこの年の「デモンストレーター選考会」で、フリースタイルのデモンストレーター第1号「会田二郎」デモが誕生します。）JSBAの認定のデモンストレーターは全員がアルペンのライダーであり、まあ、だいぶ変わってきたとはいえ、「検定はアルペン有利」みたいなことがささやかれていたのも事実で、白状すればそんな打算が私にも 多少は かなりあった。
そんな中、まあ慣れないアルペンでさんざんな目に遭いながら、最終日
「まあ、100％ダメだが受けてみるかね。」
と、いうことにした。
ちなみに、この「検定」というやつ、落ちるとそれはまあそれなりに「へこむ」。私は割と平気だとイッテはいるが、それでも「へこむ」。
脇道にそれるが、スノーボードの検定は、まだスキーのそれ（スノーボードはJSBA一団体に対して、スキーはSAJとSIAがあるらしい。詳しくはしらんが…）と比べてまだまだとはいえだいぶ検定を受ける人が増えてきたのでは無かろうか？初めて検定をぼくが受けた時と比べて、少なくともここ「黒姫スキー場」では、まあ、連休がらみとかによるばらつきはあるにしても毎回確実に受験者が増えているような気がする。
それに関して、感じること、「うまい人が多くなった」という良いことのせいで、同じ級でも基準が厳しくなった気がする。
うまい人が多くなると、ばんばん１級合格者や、インストラクターが増えるのが困るのはわかるんだけど、「３級」とかまで難しくなってるような…。まあ私が受からない２級はしょうがないとしても（それに、説得力がないからね…）３級の課程、どう考えても私が取ったときより厳しくなってると思う。なんだかかわいそうな気がするんだけど。
そりゃ取ることが目的じゃないけど、あんまり、下のレベル（３級は通いでも１シーズンガンバりゃなんとかなったのよ、私みたいなジジーでも）は目安にして正しい方向に迷える子羊を導いてやってはくれないものでしょうかねー で、そんな中、
検定もゲーム感覚でみんながんばってほしいと願うばかりです。
話を戻しましょう。前日の夜、ちなみに今回もすっかり常宿となったペンションでばっちり「イメージトレーニング」
ちなみに、学生の頃やって馬術もそうでしたが、感覚に頼らざるを得ない「乗り物系」スポーツにはイメージトレーニングは非常に有効です。そして、後は明日の検定が理想的なシチュエーションで行われることを祈りつつ床についたのでした。 ちなみに、２級ぐらいになると
「バーンの状況に関わらず臨機応変に滑れなくてはダメだ」
Mr. Kamiya H.談
と言われても、やっぱり、私の持つ理想は…
夜半まで降雪
十分な圧雪（Pin Pinなコーデュロイがいいっすね〜)
気温は低く体感温度は高い
やっぱこれでしょう!!
翌朝。私は言葉を失った。その時、本州中部は低気圧の中にあった。しかしそれはいわゆる「西高東低の典型的な冬型の気圧配置」ではなかった。
移動性の低気圧は本州中部に暖かい空気を運び込み、その結果中部日本の広い範囲で「雨」! つまり…
夜半から降雨
張り付くようなシャーベット（所によりPasa Pasaなスポンジ）
気温は高く体感温度は低い
なぜだ〜!!
なぜだ〜!!
なぜだ〜!!
なぜだ〜!!
…ぜだ〜!!
…だ〜!!
結局、まあ大きな要因としてはまだアルペンの動きに慣れないで、不得意なショートターンの時に、ボードを力で振り回してしまってたので検定は当然×*** 注意 *** 天気のせいで落ちたとは言いません。言うもんか!!
まあ、そりゃ「受かんねー」とはおもってたさ。でもビリってのはどうなのよ!!
まあ天気ばっかりは「通い」の宿命だからしかたないけど悔しい思いをした。（あ、検定落ちた事じゃなくてね。） この雨の中検定を受けたせいで（検定は結構座ってる時間が長いのです。）体を冷やして風邪までひいたし…
「泣きそうな悔しさ」は私の場合はない。でも「悔しい」。
落ちながらも、結構楽しみながら「検パ」してっからいいけど。ちょっとがんばって真剣に行ってみっか。
40度近い熱にうなされながら次ぎの予定を考える。しかし、結構予定が立たなくて、３月後半まで真剣に滑りに行くことはできそうもない。
でも逆に言えば…そうか、３月の後半なら…
Go Buck before Case
I am busy, but I'll have to go.
Go to Next Case
Hit and Away. 
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