わたしは、現在東京に住んでいます。それは即ち冬でも、「出かけていかなければ」スノーボードができない環境にいると言うことです。（まあSSAWSってのがあるにしても、です。）
で、出かけるとなると、「交通手段」が必要になります。私はGolden Paper Driver なので、よっぽどの事がないと車で山へという発想にならない。
ではどうするか？当然公共交通機関を利用する。（追伸：たぶん環境にも優しいんだろう。うん）
- でその選択肢といえば…
- JR新幹線（東北、上越、長野等…）
- バス（各社スキーバスや、高速バス）
- JRシュプール号
とまあ、この辺であろう。
その中でも、週末便利で、おとくなシュプール号を利用した、※※※ ご注意 ※※※ 当ホームページは、JR東日本、その他JR各社にスポンサードされたり、広告料をもらったりしているものではありません。ただし今後オファーがあれば喜んで受けますので関係者の方が見られましたらよろしく。ツアーが２月の頭にあったので、また例によって、いろいろ声をかけて、Ms. S.T.(Tariho)、Ms. S.F.(Fumi)の黒姫なかま、Tarihoちゃんの友達のMs. A.Y.(Yuriko)ちゃん。それに学生の頃からの後輩（注：私は実は体育会）Mr. T.A.(Atusi)と、総勢5名スノーボーダーがそろった。
今回は「石内丸山Week End プラン」金曜の夜発のシュプール号で越後湯沢に出発、早朝には越後湯沢について、土曜日に宿で一泊のなかなか気の利いたツアー（まあ週末で混むのはしかたない）
まあ、Atusiは、ほかのみんなを知らないわけだけど、まあそんなに人見知りな人じゃないし、平気だろう。ぐらいに思っていた。
出発の10日ほど前だっただろうか？職場の前でPHSがなる。
「あ、もしもし？Tですが」
T氏は、わたしのMC職（この件はいずれどこかで）方面のエージェントのマネージャーだ。
「あ！まいど〜。お世話様です。」
「×日の土曜日に面接だから。」
「はい、分かりました。ありがとうございます！ あ！」
「あれ？いま『あ』って言った？」
「いえべつに…」
最低である。ギャラ、内容ともに申し分のない仕事なのでなんとしても「とりたい」仕事で、この仕事を振ってもらう機会もそうそうないので断るわけにはいかない。
「しゃ〜ないスノーボードはキャンセルか…
…ダメじゃん！」
そう、電車バスはキャンセル料を取られるのはしょうがない。しかし「宿」
私がいかないと、当然Atusiが男性１人→１人部屋→そんなものは存在しない（まして週末）=キャンセルできない
「私はどうしたらよいのだ〜」
「私はどうしたらよいのだ〜」
「…はどうしたらよいのだ〜」
「……うしたらよいのだ〜」
「……たらよいのだ〜」
「………よいのだ〜」
「………のだ〜」
方法は一つしかないのであった。土曜の仕事が終わるのが15：00。そこからJR上野まで約1時間。そこから、新幹線を使い
「宿泊に間に合わせる。」しかなかろう。
格安のはずが高くつくことになってしまった…。まあしかたないが。
出発の日（私「以外の」人の出発の日）、上野駅の集合に私も顔を出し、チケットを渡し、そのまま帰宅方向と同じなので赤羽まで乗っていった。すると、下車し損ない大きく行きすぎた大宮まで行く羽目に…。
この時点まで、この旅行は大失敗である。
翌日仕事を終え、いざ山へ。
ここでどうやら風向きが変わってきた。宿につくと19時ぐらい。比較的体力を残していたAtusi、Tarihoちゃんにつきあってもらって、ナイターで滑ることにした。
折しも降り積もる雪、越後湯沢地区のゲレンデにみなさんどんなイメージを持っているだろうか？「近い」？「人が多い」？「雪が悪い」？
無理してでもやってきた私にEl Ni撲は恵みをもたらしたもうた！
ゲレンデはすでに、ひざ〜ももの オフショア パウダー!! 私も先日来のアルペンだったけど、まあ比較的ノーズもウエストも広い板だから気持ちいいこと気持ちいいこと！
そりゃ、そんなにうまくないし、ゲレンデのこぶなんかも見えないし、やたらに転ぶんだけど、それはそれ。普通に滑ってくるだけで顔が笑う状態。
よく“アスピリンスノー”などと言うけど、どんどん気分が高揚してくるのが分かる。鎮静効果なんか無い！ほとんど「よくない白い粉」って意味でのDrag Snowとでも言うほか無いねあれは。
その証拠に宿にかえってから、寝てる二人をTarihoちゃんがたたき起こして、
「すごいよ〜！ぱふぱふで〜ふかふかで〜！あはははは」
起こされた２人は「頭でも打った？」要に見えたそうな。
去年の黒姫でも一回そんな日があったけどこんな「難関」をかいくぐってのパウダーだったのでほんとに嬉しかった。
もちろん次ぎの日だってコンディションはまずまず。さすがに「イカレテ」しまうほどではないし、ゲレンデも混んでしまったけど。あのナイターだけども十分もとったかなーと思えるような。日々でしたね。
（写真入る。）
【ウンチクのコーナー】文中にEl Ni撲（エルニーニョ）と書いたけど、これは「異常気象のアレ」を思い浮かべたかたも多かったでしょうか？
じつはこれ、「The 子ども」みたいな意味を示す、スペイン語で、チリ沖に起こる暖水塊（海水温の異常上昇水域）の発生が、クリスマスシーズンに起こる事があるから「聖なる子」イエスになぞらえたものだそうです。本文中では「神様ありがとう」ぐらいな気持ちで使いました。
私自身が全く無宗教の人なので、もし、よくないような意味あいがあるようでしたらご一報ください。 にしても、つくづく、エルニーニョの（今度は異常気象の原因になった「アノ」エルニーニョね。）せいで雪不足に悩まされたシーズンだったのは間違いないでしょう。
このときに最高の雪だったのにそのわずか10日後には、その影響直撃で…
Go Buck before Case
We are ﾔ52 the Red avalancheﾕ.
Go to Next Case
I'm singing in the rain. 
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