Cace 1.
〜スキムボードの季節〜

 横乗りスポーツの「3S」などという言葉がある。「出会う」順番で言えば一般に
  1. スケートボード Skate board
  2. サーフィン Surfing
  3. スノーボード Snow board となるらしい。
 このページを読んでいる人もきっと何らかの「経験」もしくは「興味」があってここに来てくれたのだと思うので、思い当たる人も多いのではないでしょうか?
 他のパターンとしては、
旅 行→スキー
登 山→雪 山
スノーボード
というパターンもあるでしょう。
 ぼくの場合もスキーからの転向組み、と言ってもスキーを1シーズンだったから実質「ふと気がついたらスノーボードに乗っていた。」というような状態でした。
 そんなスタートから真っ当な道を踏み外した状態だったので、97年の夏、他の2Sではなく、「第4のS」ともいうべき、スキムボード Skim Boardにはまった。(詳しくはを御覧下さい。)
で、異常な暑さの(97年春先には、エルニーニョ現象の影響で冷夏になるといってなかったか?)八月の末、やれ、ワックスだ、いやデッキパッチだ、じゃあラッシュガードは?、ウエットはどうするんだ!など、金もないのにうだうだとウインドショッピング。東京では屈指のスポーツ用品街お茶の水をふらふらしていても「変」じゃないと思う。
 だけど、この時期、運悪くスノーボードの新作を店に並べ始める、凶悪な 気の早い、ショップも現れる。
 慎重な人なら、「ほー」ぐらいな物だろう。しかし私はそんな訳にはいかなかった。ォ〜」となってしまう。
 で、そのころには、きっちり雑誌の「98年最新モデルカタログ号」などで、すっかりインプリンティングされていた私には、その邪悪な攻撃 誘惑をかわすことなどできなかった。

〜さて、買うと決まったら〜


 で、今年の板は?
  1. 「去年検定受けてるの見ると、‘ぴちっ’と滑るんだったらアルペン、と言うかハードプーツもおもしろいかな・・・」
  2. 「去年ちょろっと意識したのがあんだよな。そうだよ。目標はボーダークロスでしょう。」
    まあ、全国のみなさん、特にCROSSの選手の方、いろいろつっこみたいこともあると思いますが、「言わせておいてやってください。」
で、僕の去年に板は(「画」付きの紹介は少し重いかも・・・)1,500mmのツインチップ、背格好からしたらちょっと短めかなと言うぐらいだったけど、その板の、ま〜硬いこと。結果オーライってとこでした。今年は、
  1. ディレクショナルで、1,600mmぐらい?
  2. ハードブーツが基本かな、やっぱり。
  3. ‘バリバリ’のアルペンの板よりちょっとフリーっぽいのの方がいいかな
    (悪く言えば中途半端になるかな?)
などの結果を総合して、出した結論。
R社非公認
☆☆☆R社の方、ご覧のようにそんなにイメージダウンにつながるものではないと思うのですが。よろしければ許可ください。☆☆☆
 1,600mmの一応「ボーダークロスモデル」、しかも、(カタログ抜粋)「簡単なアングル調整で、ソフトブーツでもライディング可能」とあるじゃないですか。
コレでしょう。で、決まれば後は値段交渉。私が最後に行き着いたのは秋葉スポーツさんでした。よくしていただいたお礼と言うわけではないのですが、メールによって、在庫の問い合わせ(まあ時期にもよると思うので、保証の限りではありませんが。)ができたりして、大変ありがたかったです。
 で、この板が定価で¥57,000-で、この価格になった場合、ちょっと疑問が起こる。それは、とあるお店で耳にした、

「いや〜、そのぐらいの価格帯だと、ソールの品質が心配だからね〜」

の、一言だった。(このお店は良心的でした、一見「もっと高いの買えや」に聞こえますがそうではないので・・・念のため)
 で、Netを通じて教えをちょうだいした先輩に聞いたところ
「いやいや、もちろんそういうこともあるかもしれないけど、むしろワクシングとかの手入れをまめにしてやることの方が、よっぽど大事なんじゃないかな?
と、のお言葉。また、別では、
「R社はスキーで培った、ノウハウがあるから、そんなにソールに心配はないんじゃないかな?
とも。
こんだけ持ち上げてんだから、掲載許可ください。
 で、もう迷う事は無し。秋葉スポーツに、客注で(本当にすいませんでした。実はこの板は仕入れの予定がなかったそうで・・・)お願いして、さて、あとはブーツ。実は先だって、MOSSの板の試乗をさせていただいた際にSSAWSで、ブーツとバインディングの相性が悪く、苦戦したので、できれば、「両方作ってるメーカーがいいかな〜」などと、漠然と考えていたところ、コレが意外に少ない。

→結論:BLAXにしますか。と言うことで、探してみると、昨年のいわゆる「型落ちで」あれば比較的やすい。バインディングもまあ入手可能であるようだ。
 と、いろいろ考えているうちに我が家のポストに舞い込んだ一通のDM「ディノ○スノーボードバーゲン」in 恵比寿。私の家から渋谷区恵比寿の会場まで、JRで30分程度。まあ行くだけ行くか、と言うぐらいの感覚で、行ってみたら、なんと目的のブーツも、バインディングもあるじゃないか!いや、待てよ・・・そう、スノーボードは、まだまだビギナーかもしれないが、私は、「ウインドショッパー」としては、セミプロ級の実績とキャリアを持つ男。
「確かに、バインディングは非常にやすい。(\15,000-)しかし、ブーツは(TONI97)は、お茶の水のMナミスポーツの方が安かったんじゃないか?」
私は、JRでお茶の水へ直行。その結果、ブーツを¥5,000-安く購入(¥24,800-)、しかし、やはりバインディングは恵比寿のが安い!再び私は恵比寿に飛び、バインディングを購入。このしつこさ。買い物が嫌いな人には、分かんないでしょうね、あの達成感こうして、板を買おうと思い立ってから、バインディングに行き着くまで、この間約一週間


まだ、東京に蝉が鳴いていた。


Go to Next CaseWe could not wait no more.

Would you like to mail me some comments?
ご意見ご感想のお便りお待ちしております。


このページへのコメントをドラゴンサーチエンジンに残していただけませんか? コメントしていただける方は、 ここをクリック。

<Snowfervor Top page>
construct by Namizaki T. mail; namichan@big.or.jp
add; http://www3.big.or.jp/~namichan/