2006.4.29
Cono Sur GEWÜRZTRAMINER
2005
Chili
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少し前。バイト先「ICHIGOYA」で飲んだのですよ。
白ワインは好きですが、まぁ赤と比べて、香りの特徴とかってイメージよりもむしろ味、甘口辛口の違いの方に目が行きがちだった私に、「香り」で印象を与えてくれたのがこの白。
このワインのブドウGewürztraminer種の特徴だそうですが。とても印象的に残ったんですね。
友だちに「アルザスとかドイツの品種だよー」って、話をしたところ、是非飲んでみたい。とのことで。買ってきてそのうちに家飲みしようと思ってます。
…思ってました。
ごめんなさい。飲んでしまいました。
淡いレモンイエロー。2005年という若いワイン。南米だからおそらくちょうど一年ぐらい。香りについては「Gewürz」に、解くカギがあるようです。ドイツ語では「化学的な」=ケミカルって事らしいです。
ワインの教科書的な言葉で言うとキンモクセイの香りとか言われる香りになりますか。
やわらかい花の香りに合わせてハチミツの香りもかすかに。
味の印象ではやや酸味を中心に、ミネラルって言うのかな、きりっとしまった印象。口に含んだときにも、香りの印象がよりいっそう強調される感じです。
やーっぱりさらに言うならこのワイン!市場価格900円ぐらい!すてき!
品種ごととはいえ、このワイン。このCono Surシリーズ。コストパフォーマンス高いですよねー!
Gewürzは主にアルザスや、ドイツで栽培されるワイン用のブドウ。かなり寒冷地の印象ですが、チリは恵まれた地。このワインのふるさとBio-Bio Valleyはきっと、このワインに適した環境なんでしょうね。
アルザスのワインでこの品種だとあっという間に2~3千円しちゃいますもんね。
ボトルがアルザスとか、ドイツみたいにほっそりボトルなのもお茶目さん。
Gewürztraminer: 100%